GA4（Googleアナリティクス）では、ユーザーの行動を分析する際に「ユーザー」「新規ユーザー」「リピーター」などの指標が使用されます。
今回は、その中でも「新規ユーザー数」について解説します。
「ユーザー」との違いについても解説するので、疑問に思っていた方はぜひ参考にしてください。
この記事の内容
GA4の新規ユーザー数とは
GA4では、ユーザーを「ユニーク ユーザー ID」で識別します。
ユニーク ユーザー IDとは、ユーザーがサイトやアプリを訪れるたびに生成される一意の識別子です。
GA4の新規ユーザー数は、集計期間中に初めてサイトやアプリを訪れたユーザーのユニーク ユーザー IDの数をカウントすることで算出されます。
例えば、Aさんが自分のパソコンの Chrome で 5 回同じサイトを見に来た場合、ユニーク ユーザー IDは 1 つだけなので、新規ユーザー数は 1 人となります。
つまり、最初の1回は新規ユーザーとしてカウントされますが、2回目以降はリピーターとしてカウントされます。
ユーザーとの違いは？
GA4の「ユーザー」とは、ある集計期間中にサイトやアプリを訪れたユーザーの総数を指します。
新規ユーザー数はユーザー数に含まれますが、ユーザー数には新規ユーザーだけでなくリピーターも含まれます。
例えば、ある集計期間中に 100 人のユーザーがサイトを訪れ、そのうち 50 人が初めて訪れた場合、新規ユーザー数は 50 人、ユーザー数は 100 人となります。
つまり、新規ユーザーはユーザーの一部ということになります。
参考：Googleアナリティクスヘルプ「[GA4] 維持率の概要レポート-新規ユーザー数、リピーター数」
GA4の新規ユーザー数の見方
GA4管理画面では、以下の手順で新規ユーザー数を確認できます。
- 左側のメニューから「レポート」を選択します。
- 「集客」→「ユーザー獲得」を選択します。
- 「新規ユーザー数」を確認できます。
その他、GA4の「ホーム」でも新規ユーザー数を確認可能です。
まとめ
GA4の新規ユーザー数は、サイトやアプリに初めて訪れたユーザーの人数を表す指標です。
新規ユーザー数を把握することで、サイトやアプリの認知度や集客効果を分析することができます。
新規ユーザー数を分析して、サイトやアプリの改善に役立てましょう。
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