GA4の表示回数とは?PV数との違いやGA4での見方を解説

  • GA4

公開日:2024/01/11

更新日:2024/11/27

GA4を使っていて、「表示回数ってGoogleアナリティクスのPV数(ページビュー数)とはどう違うの?」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか?

実は、表示回数とPV数はかなり近い数値ではあるものの、若干の違いがあります。

この記事では、GA4の表示回数とはなにか、PV数との違い、表示回数の見方について分かりやすく解説します。

GA4の表示回数とは?

GA4の表示回数とは、ユーザーがWebサイトやアプリを表示した回数のことを表す指標です。

UA(旧Googleアナリティクス)では「PV数」と呼ばれていた指標ですが、GA4では「表示回数」に名称が変更されました。

表示回数と「PV数(ページビュー数)」の違い

UAのページビュー数とGA4の表示回数の違いは、Googke公式によると以下の2点です。

UA(旧Googleアナリティクス)のページビュー数は、ページの読み込み単位でカウントされますが、GA4の表示回数は、ページの表示単位でカウントされます。

UA(旧Googleアナリティクス)のページビュー数は、ページの再読み込みも1回とカウントされますが、GA4の表示回数は、ページの再読み込みは1回とカウントされません

つまり、それぞれでカウント方法が異なり、GA4の表示回数はUAのPV数よりも少ない値になる可能性があります。

ただし、一般にUA と GA4 間の「PV数」はかなり近い数値(数パーセント以内の差)になるようです。

参考:Googleアナリティクスヘルプ「[UA→GA4] 指標の比較: Google アナリティクス 4 とユニバーサル アナリティクス」

表示回数と「セッション数」の違い

表示回数は、ユーザーが個々の画面を閲覧した回数をカウントするため、同じページを複数回閲覧すればその回数だけ表示回数が増加します。

一方、セッション数は、ユーザーの一連のアクティビティをまとめてカウントします。

そのため、ユーザーがWebサイトを複数ページ閲覧したとしても、「1セッション」とカウントされます。

【例】ユーザーが1つのセッションで3つのページを閲覧した場合

表示回数:3

セッション数:1

関連記事「GA4のセッション数とは?PVや表示回数との違いや見方を解説」

GA4の表示回数の見方

続いて、実際にGA4の表示回数の見方を解説していきます。

GA4の管理画面で表示回数を確認するには、以下の手順で行います。

サイト全体の表示回数を確認したい場合

  1. GA4の管理画面にログインします。
  2. 左側のメニューから「レポート」をクリックします。
  3. 「エンゲージメント」をクリックします。
  4. 「概要」をクリックします。

「表示回数」の値が、サイト全体の表示回数となります。

ページごとの表示回数を確認したい場合

  1. GA4の管理画面にログインします。
  2. 左側のメニューから「レポート」をクリックします。
  3. 「エンゲージメント」をクリックします。
  4. 「ページとスクリーン」をクリックします。

ページタイトルまたはページURLごとに表示回数を確認することができます。

特定のページの表示回数を確認したい場合

  1. GA4の管理画面にログインします。
  2. 左側のメニューから「レポート」をクリックします。
  3. 「エンゲージメント」をクリックします。
  4. 「ページとスクリーン」をクリックします。
  5. 検索窓に表示回数を確認したいページのURLやページタイトルを入れます。

特定のページごとに表示回数を確認することができます。

表示回数を増やすポイント

最後に、表示回数を増やすポイントを①SEO対策②Web広告の2つの視点からご紹介します。

SEO対策

検索結果画面での上位表示を目指しましょう。

ユーザーにとって、有益で質の高いコンテンツを用意することが重要です。

コンテンツの読みやすさや情報量、独自性などを意識して作成しましょう。

また、コンテンツだけでなく、ユーザーやクローラーにとって分かりやすいサイト構造であることや、ストレスなくWebサイトを閲覧できるようユーザーエクスペリエンス(視認性、ページ表示速度など)を高めることも欠かせません。

これらの対策により、検索結果画面での順位が向上し、表示回数が増える可能性が高くなります。

Web広告

Web広告を活用することも方法の一つです。

広告を配信するユーザーを絞り込み、ターゲット層に確実に広告を届けたり、ユーザーの興味を引くような魅力的な広告クリエイティブを作成したりすることが重要です。

これらの対策により、広告のクリック率やコンバージョン率が向上し、結果的に表示回数が増える可能性が高くなります。

その他にも、SNSの活用やメールマーケティングなどもあります。

これらの方法を組み合わせることで、より効果的に表示回数を増やすことができます。

ただし、表示回数を増やすことだけが目的化しないよう、注意が必要です。

ユーザーにとって有益なコンテンツや広告を提供することが、長期的に表示回数を増やすための重要なポイントとなります。

まとめ

GA4の表示回数は、ユーザーがWebサイトやアプリを表示した回数を表す指標です。

UAのPV数と比較すると、ページの再読み込みは1回とカウントされません。

GA4の管理画面では、サイト全体の表示回数やページごとの表示回数、特定のページの表示回数を確認することができますので、自サイトの分析や施策検討等にぜひ役立てましょう。

「アクセス数が全然伸びない」「Webサイトにユーザーが訪れてくれない」といったお悩みをお持ちの方は、Web広告代理店に相談するのも一つの方法です。

Marketing+Oneを運営しているHeart Fullでは「Webマーケティングをこれから始めたいけど何から着手すればいいか分からない」など、マーケティングに関わる全てのお悩み相談を受け付けております。

「広告代理店って何をしてくれるの?」など、簡単な質問だけでも構いませんので、まずはお気軽にご連絡ください。

執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://x.com/Mktg_Plus_One

この記事のキーワード

scroll to top TOP