SNS広告とは?メリットや6つの種類別の特徴などを解説

  • SNS広告

公開日:2023/12/18

更新日:2024/04/04

SNS広告とは、普段私たちが利用しているSNSプラットフォームに表示される広告です。

この記事では、SNS広告の6大プラットフォームと言われるX(旧Twitter)広告、Instagram広告、Facebook広告、LINE広告、TikTok広告、YouTube広告についての特徴や、課金方法、メリット・デメリット、運用時のポイントについて分かりやすく解説します。

SNS広告とは

SNS広告とは、Facebook・X(旧Twitter)・Instagram・LINEといったSNSプラットフォームに配信する広告のことを指します。

SNSは、個人や企業が気軽に情報発信できるツールとして日本国内で多くのユーザーに利用されています。

2023年7月時点で、国内のSNS利用率は76.1%に達しています。

SNS広告は、こうしたSNSの利用者をターゲットとした広告です。

ユーザーの興味・関心や行動履歴などのデータをもとに、ターゲティングを細かく設定することができます。

SNS広告のメリットとデメリット

メリット

SNS広告のメリットは、大きく分けて以下の3つが挙げられます。

ターゲティング精度の高さ

SNS広告では、ユーザーのプロフィール情報や行動履歴などのデータをもとにターゲティングを細かく設定することができます。

そのため、自社の商品やサービスに興味・関心のあるユーザーに広告を配信することが可能です。

費用対効果の良さ

SNS広告は、クリック課金型やインプレッション課金型など、成果に応じた課金方式が採用されています。

そのため、広告の費用対効果を高めやすいというメリットがあります。

クリエイティブの自由度

SNS広告では、テキスト、画像、動画など、さまざまなクリエイティブを活用することができます。

そのため、自社の商品やサービスのイメージや訴求したいメッセージを効果的に伝えることができます。

デメリット

一方デメリットとしては、大きく分けて以下の3つが挙げられます。

SNSを利用しない層はターゲットにできない

SNS広告は、Facebook、Twitter、Instagram、LINEといったSNSプラットフォームに配信される広告のため、当然ですがSNSを利用しない層にはターゲティングできません。

常にPDCAを回す必要がある

SNS広告は、ユーザーの行動や興味・関心に合わせて広告の成果が変動します。

そのため、常にPDCAを回して、広告の成果を改善していく必要があります。

自社内で運用する場合、配信した後の効果測定や分析まで手が回らないという可能性も考えられるでしょう。

炎上リスクがつきまとう

SNS広告はユーザーからの反応がダイレクトに届くため、炎上するリスクが少なからずあります。

また、SNSは情報の拡散が速いため、不適切な広告が拡散される可能性もあります。

広告主は炎上リスクを認識し、慎重なコンテンツ作成と危機管理策の準備が必要です。

SNS広告の種類と特徴

X(旧Twitter)

X(旧Twitter)広告は、Xのタイムラインや検索結果、プロフィールなど、さまざまな場所に表示される広告です。

拡散力が高い

Xは、リツイートや引用リツイートなどの機能により、ユーザー同士で情報が拡散されやすいSNSです。

そのため、X広告も同様に拡散されやすい傾向にあります。

若年層へのリーチ力が高い

Xのユーザーは、10~20代の若年層が多くを占めています。

そのため、若年層へのリーチを重視する企業に適しています。

Instagram

Instagram広告は、Instagramのフィードやストーリーズ、検索結果などに表示される広告です。

ハッシュタグ機能によりユーザーが興味のあるコンテンツを簡単に見つけられるため、ユーザーの興味・関心に合った訴求をすることが可能です。

視覚的な訴求が得意

Instagramは、画像や動画をメインとしたSNSです。

そのため、Instagram広告はテキストだけでなく、画像や動画を組み合わせて視覚的な訴求をすることが得意です。

若年層へのリーチ力が高い

Instagramのユーザーは、10~20代の若年層が多くを占めています。

そのため、若年層へのリーチを重視する企業に適しています。

Facebook

Facebook広告は、Facebookのタイムラインやニュースフィード、検索結果などに表示される広告です。

ターゲティング精度が高い

Facebookは、ユーザーのプロフィール情報や閲覧履歴などをもとに、細かなターゲティングをすることができます。

そのため、自社の商品やサービスに興味・関心がありそうなユーザーにピンポイントで広告を配信することができます。

幅広い層へのリーチが可能

Facebookのユーザーは、幅広い層にわたっています。

そのため、幅広い層へのリーチを重視する企業に適しています。

LINE

LINE広告は、LINEのタイムラインやトークリスト、LINE NEWS、LINE VOOMなどに表示される広告です。

タイムラインやトークリストなど、さまざまな場所に広告を表示することができるためユーザーの目に留まりやすく、訴求効果を高めることができます。

幅広い層へのリーチが可能

LINEのユーザーは幅広い層にわたっています。

そのため、幅広い層へのリーチを重視する企業に適しています。

高いブランド認知を獲得しやすい

LINEは日本国内で最も利用されているSNSです。

そのため、LINE広告を活用することで高いブランド認知を獲得しやすい傾向にあります。

TikTok

TikTok広告は、TikTokのフィードやストーリーズ、検索結果などに表示される広告です。

短い動画で訴求できる

TikTokは15秒~3分程度の短い動画を投稿するSNSであるため、TikTok広告も短い動画で訴求することが可能です。

また、音声やBGMを活用した訴求も効果的です。

若年層へのリーチ力が高い

TikTokのユーザーは、10~20代の若年層が多くを占めています。

そのため、若年層へのリーチを重視する企業に適しています。

YouTube

YouTube広告は、YouTubeの動画内に表示される広告です。

インストリーム広告やディスプレイ広告など、さまざまな広告フォーマットを利用することができます。

動画で訴求できる

YouTubeは、動画をメインとしたSNSです。

そのため、YouTube広告も動画で訴求することが可能です。

幅広い層へのリーチが可能

YouTubeのユーザーは、幅広い層にわたっています。

そのため、幅広い層へのリーチを重視する企業に適しています。

SNS広告の主な課金方法

SNS広告の費用が発生するタイミングは、広告の種類によって異なります。

ここではSNS広告での主な課金方法を紹介します。

クリック課金

クリック課金(CPC)は、広告がクリックされたときに費用が発生する課金方式です。

この場合、広告を表示しただけでは費用は発生しません。

インプレッション課金

インプレッション課金(CPM)は広告が表示された回数に応じて費用が発生する課金方式です。

多くの場合は、広告が1,000回表示されたときに費用が発生するパターンが多いです。

この場合、広告をクリックされなくても費用が発生します。

動画再生課金

動画再生課金は、広告の再生回数や再生時間に応じて費用が発生する課金方式です。

動画再生課金は、動画をメインとしたSNS広告で利用されることが多いです。

動画再生課金を利用することで、広告の視聴数を直接測定することができます。

エンゲージメント課金

エンゲージメント課金は、ユーザーが広告にいいねやコメント、シェアなどのアクションを起こしたときに費用が発生する課金方式です。

エンゲージメント課金は、ユーザーの興味・関心を測定したい場合に利用されることが多いです。

エンゲージメント課金を利用することで、ユーザーの反応を直接測定することができます。

インストール課金

インストール課金は、アプリがインストールされたときに費用が発生する課金方式です。

広告が表示されただけでは費用は発生しません。

インストール課金は、アプリのインストールを促進したい場合に利用されることが多いです。

インストール課金を利用することで、アプリのインストール数を直接測定することができます。

SNS広告の運用ポイント

SNS広告を効果的に運用するためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

ターゲティングを明確にする

SNS広告のターゲティングは、広告の成果に大きく影響します。

ユーザーの興味・関心や行動履歴などのデータを活用して、ターゲティングを細かく設定しましょう。

ターゲティングを明確にすることで、効果的な運用を行うことができます。

クリエイティブを工夫する

SNS広告は、クリエイティブの質が成果に大きく影響します。

自社の商品やサービスのイメージや訴求したいメッセージを効果的に伝えるクリエイティブを作成しましょう。

効果を測定して改善する

SNS広告の効果を測定することで、成果を改善することができます。

広告のクリック率やコンバージョン率などの指標を定期的に効果測定・分析し、改善を重ねることが重要です。

まとめ

SNS広告は、ターゲティング精度が高く、費用対効果が高い、クリエイティブの自由度が高いといった特徴があります。

そのため、さまざまな業種で活用されており、メリットとデメリットを理解した上で適切に運用することで、効果的なマーケティング手法として活用することができます。

SNS広告の運用に不安を持つ方は広告代理店にお任せするのも一つの方法です。

Heart Fullでは、ターゲットや目的などご要望に合わせて最適な施策をご提案させていただきます。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://twitter.com/Mktg_Plus_One

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