TikTok広告とは?種類や目的に合わせた選び方、課金形態について解説

  • SNS広告

公開日:2023/12/21

更新日:2023/12/21

TikTok広告は、15秒から1分程度のショート動画で、若年層へのリーチ力やエンゲージメント率の高さが魅力です。

この記事では、TikTok広告の概要や種類ごとの特徴、課金形態についてわかりやすく解説します。

TikTok広告を検討している方や、「どのような目的にはどの種類を選んだらいいか?」など効果的な広告配信に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

TikTok広告とは

TikTok広告とは、動画SNSであるTikTokに配信できる広告のことです。

15秒から1分程度の短尺動画を視聴するユーザーが多く、若年層を中心に人気を集めています。

TikTokは、2023年12月現在で月間アクティブユーザー数10億人を突破しています。

TikTok広告の特徴には、以下のようなものが挙げられます。

若年層へのリーチが強い

TikTokのユーザー層は、10代から20代の若年層が中心です。

そのため、若年層へのリーチを重視する広告主にとって、TikTok広告は有効な手段となります。

ショート動画のため視聴率が高い傾向にある

長尺の動画は、視聴者が最後まで視聴するのが難しい場合があります。

しかし、ショート動画であれば視聴者の負担が少なく、最後まで視聴してもらいやすいです。

TikTokは15秒~1分程度のショート動画を視聴するユーザーが多いため、視聴率が高いことが期待できます。

エンゲージメント率が高い

TikTokは、ユーザーの興味や関心に基づいてコンテンツが配信されるため、コメントやシェアなどのアクションを起こすことが多い傾向があります。

そのため、ユーザーのエンゲージメント率も高い傾向にあり、広告の視聴率やクリック率を高めやすいというメリットがあります。

UGCによる拡散効果が期待できる

TikTokでは、ユーザーが自ら動画を作成・投稿する「UGC(User Generated Content)」の文化が盛んです。

そのため、TikTok広告がUGCとして拡散され、さらに多くのユーザーにリーチする相乗効果が期待できます。

TikTok広告の種類

TikTok広告には、大きく分けて「純広告」と「運用型広告」の2つの種類があります。

純広告は、TikTokのアプリ起動画面や動画再生画面に、動画や画像などの広告を掲載する形式です。

広告主が予算と配信期間を決め、TikTokが広告の配信先や表示回数を決定します。

運用型広告は、広告主がターゲットや入札単価などを設定し、TikTokが広告の配信先や表示回数を最適化する形式です。

さらに細かく4つに分けられるので、種類ごとの特徴やどのような目的に適しているかについて解説します。

起動画面広告

起動画面広告は、TikTokアプリを起動した際に15秒間の動画広告が表示される形式です。

アプリ起動時にユーザーの視線が集まるため、認知度向上やブランディングに効果的です。

インフィード広告

インフィード広告は、TikTokのおすすめ投稿に混ざって15秒から60秒の動画広告が表示される形式です。

ユーザーが自然な流れで動画広告を視聴するため、エンゲージメント率を高めるのに効果的です。

ハッシュタグチャレンジ

ハッシュタグチャレンジは、TikTokユーザーが特定のハッシュタグがついた動画を投稿することで、広告主のキャンペーンに参加できる形式です。

ユーザーの参加を促すことで、拡散効果を高めることができます。

運用型広告

運用型広告は、広告主がターゲットや入札単価などを設定し、TikTokが広告の配信先や表示回数を最適化する形式です。

ターゲティング精度を高めることができるので、より効果的な広告配信を行うことができます。

TikTok広告の課金形態

TikTok広告の課金形態は、大きく分けて「クリック課金型」「インプレッション課金型」「再生課金型」「期間契約型」の4つがあります。

目的によって適している課金形態は異なるので、どのような目的で広告配信をするのか、種類と併せて検討しましょう。

クリック課金型

クリック課金型は、広告をクリックされた回数に応じて課金される形式です。

広告主は、1クリックあたりの単価を設定します。

クリック数に応じて課金されるため、クリックを目的とした広告に向いています。

たとえば、商品やサービスの購入や資料請求などのアクションを促す広告に適しています。

インプレッション課金型

インプレッション課金型は、広告が表示された回数に応じて課金される形式です。

広告主は、1,000回表示あたりの単価を設定します。

表示回数に応じて課金されるため、新商品の告知やキャンペーンの告知など、認知度向上やブランディングに向いています。

再生課金型

再生課金型は、広告が再生された回数に応じて課金される形式です。

広告主は、1再生あたりの単価を設定します。

再生回数に応じて課金されるため、エンゲージメント率向上や動画の視聴を促す広告に向いています。

期間契約型

期間契約型は、広告を一定期間配信する契約を結び、その期間内に表示された回数やクリックされた回数に応じて課金される形式です。

広告主は、1ヶ月あたりの予算を設定します。

一定期間内に表示された回数やクリックされた回数に応じて課金されるため、「予算を一定に抑えたい」「予算が限られている」という場合に向いています。

まとめ

TikTok広告は、若年層へのリーチ力やエンゲージメント率の高さ、ターゲティング精度の高さなど、さまざまなメリットがある広告手法です。

効果的なクリエイティブを制作し、ターゲティングと効果測定を適切に行うことで、より効果的な広告配信を行うことができます。

TikTok広告を検討する際は自社のターゲットや目的、予算などを考慮して、適切に活用していきましょう。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://twitter.com/Mktg_Plus_One

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