【初心者向け】Googleキーワードプランナーの使い方を画像付きで解説

  • マーケティング

公開日:2024/02/15

更新日:2024/04/10

Webサイトやブログの運営において、多くの人が悩むのが「キーワード選定」です。

適切なキーワードを選ばなければ、せっかく良いコンテンツを作っても、ユーザーに見つけてもらえない可能性があります。

そこで今回は、Googleが提供する無料ツール「Googleキーワードプランナー」の使い方を分かりやすく解説します。

キーワードプランナーを使えば多くのメリットを得られるので、ぜひ参考にしてください。

キーワードプランナーとは

Googleキーワードプランナーは、リスティング広告運用やSEO対策において、効果的なキーワード選定を支援する無料ツールです。

リスティング広告でのキーワード選定や見積算出だけでなく、SEOでの対策キーワード選定や検索市場の把握に活用できます。

主な機能は以下の3つです。

1. キーワード調査

  • 商品やサービスに関連するキーワードを検索
  • キーワードごとの月間検索ボリュームや競合性を確認
  • 関連キーワードやフレーズを提案

2. 見積もり算出

  • キーワードをターゲティングした場合の広告掲載費用を予測
  • クリック単価(CPC)や獲得単価(CPA)の目安を確認

3. 広告プランの作成

  • キーワードグループやキャンペーンの作成
  • 入札戦略の設定

キーワードプランナーの使い方

キーワードプランナーの主な機能は2つ「新しいキーワードを見つける」と「検索のボリュームと予測のデータを確認する」があります。

1.新しいキーワードを見つける

「新しいキーワードを見つける」機能は、商品やサービス、あるいはウェブサイトに関連するキーワードを発掘するための強力なツールです。

最大10個のキーワードを入力するか、ウェブサイトURLを入力するだけで、関連キーワード候補を大量に抽出できます。

キーワード単独では、関連性の低い候補が混ざる場合があります。

そこで、サイトドメインをフィルタとして追加することで、特定のサイトに関連するキーワードに絞り込み、精度を高めることができます。

また、「ウェブサイトから開始」では、特定のウェブサイトを分析することで、そのサイトがターゲットとするユーザーが実際に検索しているキーワードを把握できます。

サイト全体または特定ページを指定して、新たな発見を得ましょう。

2.検索のボリュームと予測のデータを確認する

「検索のボリュームと予測のデータを確認する」機能は、指定したキーワードで広告出稿した場合のクリック数、表示回数、費用などの指標を予測し、効果的な広告戦略を策定するための強力なツールです。

キーワードは直接入力するか、CSVファイルでアップロードすることが可能です。

各キーワードのクリック数、表示回数、費用、クリック率、平均クリック単価の予測データを確認することができます。

キーワードプランナーの指標について

キーワード候補:関連性の高いアイデアを発見

入力したキーワードに関連するキーワード候補を、Googleが判定した関連性の高い順に表示します。

ソースをキーワードで指定した場合、まず指定したキーワードのデータが表示され、その後関連キーワード候補が表示されます。

各キーワード候補には、月間検索ボリューム、競合性、広告インプレッションシェアなどの指標が表示されます。

月間平均検索ボリューム:需要を把握する

「月間平均検索ボリューム」は、指定した地域と期間における、キーワードとその類似パターンの平均検索回数を表します。

折れ線グラフで月ごとの推移を確認できます。

広告配信実績がない段階では、「10万~100万」のような形式で表示されます。

競合性:競争レベルを理解する

「競合性」は、キーワードの競争レベルを3段階(高・中・低)で表示します。

競合性が高いほど、入札単価が高くなる傾向があります。

※データが十分でない場合は「-」が表示

広告インプレッションシェア:広告表示の機会を把握する

「広告インプレッションシェア」は、広告配信実績がある場合、各キーワードの検索機会に対してどの程度広告を表示できていたかを表します。

先月の広告表示回数を、キーワードと完全に一致する検索の総数で割った値です。

広告インプレッションシェアが低い場合は、入札単価の調整や広告クリエイティブの見直しなどを検討しましょう。

ページ上部に掲載された広告の入札単価:参考情報として活用

「ページ上部に掲載された広告の入札単価」は、過去に対象のキーワードでページ上部に広告を表示した広告主の単価実績のうち、低い範囲と高い範囲の単価を表示します。

入札単価設定の参考情報として活用できます。

まとめ

Googleキーワードプランナーは、SEO対策やリスティング広告運用において、非常に役立つツールです。

キーワードプランナーを使いこなすことで、ユーザーのニーズに合致したコンテンツ制作や効果的な広告出稿、アクセスアップ、売上向上などさまざまな成果を期待できます。

最初は少し難しく感じるかもしれませんが、今回ご紹介した手順を参考に、ぜひチャレンジしてみてください。

Googleキーワードプランナーなどのツールを活用した広告運用や施策の実施が難しい場合は、インターネット広告やSEO対策の専門家に依頼するのも一つの方法です。

Heart Fullでは、広告とSEOの両軸からWebマーケティングの最適な施策をご提案させていただきます。

今抱えているお悩みのご相談だけでも構いませんので、お気軽にご連絡ください。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://twitter.com/Mktg_Plus_One

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